👨‍⚖️第2話 裁判官>3.吉丸真判事インタヴュー PP26-30 ( P27)

裁判法 : 日本の裁判

著者  田宮裕/著

出版者 近畿大学通信教育部

出版年 2003.10

https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I39111108828407


第2話 裁判官>3.吉丸真判事インタヴュー 


PP26-30


P27


👨‍⚖️吉村真判事へのインタビュー


田宮 

・裁判がどのように進行するか

・裁判所への提起から判決にいたるまで

をご説明ください。

吉村

地方裁判所の民地事件についてご説明します。


1. 原告からの訴状が裁判所に提出される。

→ 裁判所はその提出された訴状が規定通りに作られているか審査する。

2. 審査ができたら 被告に訴状を送る。

3. その内容は訴状に書かれた 原告の言い分に対する被告側の答弁を求めるもの。

4. その後法廷を開く。

5. 原告と被告のそれぞれの弁護士を 法廷に出頭させて弁論を行う。

6. その間に 原告と被告の両方からの主張をさらに補充・整理した書面を提出させる。

7. 証拠の申し出をさせる。

8. 徐々に事件の争点と証拠を整理する。

9. 証拠調べ に入る。

10. 証人尋問を行う。

11.証拠調べをする。

12. 法廷での弁論は何回か重ねられることにもなる。

13. 全て終わると判決書を作成し その判決を 法廷で言い渡して裁判を終える。

〔浅田美鈴が本書より言い換え編集をしてます〕


〔参考サイト〕

訴訟を提起されたら?無視するとどうなる?裁判への対処法と注意点

https://green-osaka.com/sh-knowhow/saimuseiri/dealing-when-appeal-is-filed.html

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