🏢 『裁判法〈日本の裁判〉』 第8話 違憲審査制 1 違憲審査の必要性

 『裁判法〈日本の裁判〉』

第8話 違憲審査制 

1 違憲審査の必要性

2 アメリカにおける違憲審査制

3 わが国における違憲判決


▨ 違憲審査とは


憲法判断による最終的な保証方法を判事するのが違憲審査。


1 違憲審査の必要性

憲法第81条

【法令審査権と最高裁判所】

最高裁判所は、一切の法律、命令、規則または処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である。


この憲法第81条にて 憲法 保証の必要性を宣言している。


◯ 裁判所による保障

以下の通り3タイプのものがある

1. 憲法裁判所型 

2. 司法裁判所型  

3. 折衷型


1.憲法裁判所型 

提訴権者を制限。特別な手続きを設ける。

→ ドイツやオーストリアで取られている制度。


2. 司法裁判所

特定の裁判所事件に付随する。

それを前提としてのみ判断する。

→ アメリカで誕生


3. 折衷型

裁判所に特別に設置された憲法裁判部において、憲法裁判所型の運用をする型。

→ スイスで採用されている。


日本はどちら?

🏢司法裁判所

これは著者は、憲法裁判所型と日本の違憲裁判を反証法的に分析している。


〔判例〕

本書においては、

❒警察予備隊違憲訴訟〔最大判 昭和27年10月8日 民集6. 9. 783〕

https://www.courts.go.jp/hanrei/57366/detail2/index.html

❒苫米地(とまべち)事件〔最大判 昭和35年6月8日 民集14. 7. 1206〕

最高裁判所の検索結果ではヒットしませんでした。


〔参考文献〕

田宮 裕『裁判法〈日本の裁判〉』近畿大学通信教育部, 2007

大沢秀介編『判例ライン 憲法』成文堂, 2007


浅田美鈴(茶都新聞)作成

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